断熱改修とは

断熱改修とはInsulation renovation

断熱改修工事の種類には、さまざまな種類がありますが、フルリフォームの際に行う断熱改修工事では、既存の内装を解体して、室内の天井、壁、床に「断熱材」を充填するものや、既存の内装の上から「断熱パネル」を張るもの、既存の窓サッシを断熱サッシに変更するもの、あるいは、既存の窓サッシの内側に断熱サッシを設置する(二重窓、インナーサッシ取付)ものなどがあります。
また外(外壁)から断熱塗料を塗る、断熱パネルを外壁に張る工事なども、断熱改修工事になります。断熱は外部の寒さや暑さを室内に防ぐのが目的となりますので、隙間なく施工することが、大前提となります。その為、「天井が暑いから、天井だけ断熱して欲しい」などご相談されることもありますが、多少の効果はあるかもしれませんが、厳密に言えば、天井、壁、床、窓サッシを全て断熱し、同時に隙間をなくす気窓処理をして、初めて効果が出ると言って良いでしょう。

既存住宅の断熱工事や、あるいは断熱工事をしても従来通りの施工をしたのでは断熱の効果が損なわれ、快適な環境にはなりません。何故でしょうか?
実は、これまでの家の壁の中はこんな構造になっているのです。
暖房して部屋が暖かくなると壁の中も暖められて、暖かい空気はどんどん天井裏に逃げてしまうのです。ですから、この原因を取り除かない限り何をしても解決しません。
寒いのはこれが原因です。

新住協 技術情報第50号 

サザエさんの家を断熱改修してみました

サザエさんちは典型的な昭和のおうちです。
その頃はどの家も隙間風のある冬寒いおうちでした。
リノベーションで、愛着のある生まれ育ったおうちに、ずっと住み続けられることができます。
さあ、サザエさんのおうちを
100年住宅にしてみましょう。

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